著名人というのは本当に大変ですね。
タレントの出川哲朗(44)が、8日に出演したTBS系「アッコにおまかせ!」で、“偽ブログ”の被害に遭っていたことを明かした。先日、タレント、スマイリーキクチ(37)のブログ炎上騒動が刑事事件に進展しブログが改めて脚光を浴びているが、“お騒がせタレント”の泰葉(48)もブログの被害に遭い、大問題になっていたことが分かっている。
同番組によると、出川の“偽ブログ”は「出川哲朗ブログ」と題したもの。プロフィル欄には出川哲朗の顔写真、誕生日、星座、身長、体重、趣味などが掲載され一見、本人のブログと思えるが内容が明らかにおかしかったのだ。
「記事は07年1月8日に更新された『もう冬休み終了』という書き込みのみで、約2年間放置されていた。しかし、よく見ると、いい大人の出川が『冬休み』、『テスト』などとつづるのは明らかにおかしい。出川の顔写真を勝手に引用しているから、作成者は著作権法に触れるおそれがある」(ITジャーナリスト)
出川は番組内で「おれそんなの書いてない! 一度も書いてません!」と困惑。近日中に本物のブログ開設を発表し、「ウソ(のブログ)だと思わないでください」と呼びかけたが、最近、芸能人ブログの注目度はにわかに高まっている。
「スマイリーのブログは、コメント欄に誹謗中傷が殺到しブログが炎上し、炎上させたうちの18人が検挙された。今後、ブログのコメントであまりにも悪質なものは警察ざたに発展するだろうから、芸能人の被害は減ってくるはず」(社会部記者)
出川の偽ブログはさほど被害がなかったが、昨年、前夫で落語家の春風亭小朝への「金髪豚野郎発言」で大ブレークしたタレントの泰葉は、騒動の渦中に開設された偽ブログが大問題になった。
「昨年10月末、小朝への“誹謗中傷発言”でブログが炎上。泰葉が謝罪し騒動が収束しかけた10月28日、いかにも本人らしいブログが開設し、本人がしそうな問題発言の書き込みをしたんです」(芸能プロ関係者)
その書き込みとは、同日予定のあったTBSのインタビューをキャンセルしたことを明かしたうえで、12月30日に発表された日本レコード大賞を「大きな音楽の式典が茶番と知って」と揶揄(やゆ)し、「演歌の心も持ち合わせていないような異国の歌手、大手レコード会社というだけで、年初から大賞が決まっている男性ダンスユニット、ちょっと2ヶ月早いですけど、お祝いの言葉をここで述べさせていただきます」と最優秀新人賞のジェロと大賞のEXILEが決定済みのように記述したのだ。
「当時は、週刊誌でその件をたたかれていたので、TBSもピリピリしていた。結局、泰葉サイドに聴取したところブログは偽者と判明。泰葉はTBSに“出禁”になりそうなのを回避した」(同)
いくら泰葉でも偽ブログのチェックまで頭が回らなかったようだ。
内外タイムス記事引用
ブログ絡みの事件が立て続け多いですね。
匿名性というのは、人を歯止めを取り去ってしまうことがあるのでしょうか。
自分も気をつけないといけませんね。
2年以上放置の出川哲朗ブログ? 実は“偽物”だった
8日放送のTBS系「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)でタレント、出川哲朗(44)の“偽ブログ”が紹介された。「出川哲朗公式ブログ」と題したもので、出川の写真も掲載され一見本物と見まがう出来。しかし内容は、2007年1月8日に「あと3日くらいでよく考えると実力テスト これはヤバい」などと書かれた日記のみで、それ以来更新は止まっている。
番組の紹介でその存在を知った出川は「俺そんなの書いてない! 一度も書いてません!」と困惑。番組スタッフの調べによると、何者かが勝手に作成したブログとみられ、出川の写真が無断で使用したものなら著作権法に触れる恐れがあるとの弁護士のコメントも紹介。出川は今週金曜日に“本物”のブログを始める予定だと明かし、「ウソ(のブログ)だと思わないでください」と呼びかけた。
偽のブログとめぐっては昨年8月に元タレント、田代まさしさん(52)が書いたと思わせる内容のブログが見つかり、ネット上で話題になった。
【ブログ炎上】匿名でも本人特定 接続履歴から立件
お笑い芸人のスマイリーキクチさん(37)のブログが、「人殺し」などと中傷する書き込みで“炎上”した問題で、警視庁が名誉棄損容疑で立件対象とした男女18人は、プロバイダー(接続事業者)に残された履歴などから書き込み主として特定された。匿名性が高いネット社会でも書き込み主の特定は可能で、プロバイダー側の情報開示への協力も進む。一方、不特定多数が利用するネットカフェでは特定が難航するケースもあり、業界側の協力が不可欠となっている。
スマイリーさんの事件で、警視庁が書き込み主の特定に活用したのは、ネット上の“住所”を示す「IPアドレス」。ブログへの書き込みで残されたアドレスからプロバイダーや携帯電話会社を特定し、履歴の情報開示を受けて個人にたどりついた。
プロバイダー側は「通信の秘密」を理由に情報開示に消極的だったが、殺人や爆破予告の社会問題化に伴い、捜査当局に協力。平成14年にはプロバイダー責任制限法が施行され、被害者個人がプロバイダーに情報開示を求めることも可能となり、ネット上の人権を守る動きは高まっている。
スマイリーさんを中傷したのは数十人に上るが、摘発対象の18人は自宅や職場のパソコン、携帯を使っていたことが動かぬ証拠となった。IT業界に詳しいコラムニストの宮脇睦さんは「摘発してくれと言っているようなもの。名誉棄損の意識がなく、(殺人に関与したという)事実無根の書き込みを信じ、ゆがんだ社会正義で後に続いている」と指摘する。
一方、ネットカフェでは接続場所が判明しても、個人の特定に至ることが難しい。利用者を特定するためには、「最終的に防犯カメラや利用者リストが必要」(警視庁幹部)だからだ。
このため、警視庁は東京都内のネットカフェに利用者の身分確認の徹底を求めているが、足並みはそろっていない。
業界全体の半分にあたる約1400店舗が加盟する「日本複合カフェ協会」では、約9割が身分証の提示と会員制を導入。だが、非加盟の店舗では「一回だけの利用者も多い」「自由な空間を保たないと集客に影響が出る」などとし、身分確認の徹底に難色を示す。
捜査幹部は「今後、悪意のある書き込みをしたい利用者が、身分確認のない店舗に流れることも予想される」と警戒している。
MSNニュース記事引用
「炎上」被害のスマイリーキクチ 「誤解もとけて安心しました」
お笑い芸人のスマイリーキクチさんが2009年2月7日にブログを更新し、自身のブログが誹謗(ひぼう)中傷の書き込みで「炎上」し、男女十数人が検挙されるに至った一連の騒動に関して、「誤解もとけて安心しました」と安堵(あんど)の声を書き込んだ。
「たくさんの方々からの励ましや応援してくれる言葉を頂き、心から感謝しています。大変ご心配をおかけしましたが、僕は元気です。本当にありがとうございました」
と、まずは報告。送られたメッセージは削除されたものも含め、すべて読んでいるとのことで、
「インターネットや書籍の情報を信じていた方からの誤解もとけて安心しました」
と、ホッとした様子だ。
スマイリーさんは、1989年に少年らが逮捕された東京・足立区の女子高生コンクリート詰め殺害事件の容疑者などとブログに書き込まれていた。
また、今回「炎上」の被害にあい、自分と同じような悩みを抱えている人が多くいることを知ったといい、
「僕も嫌な思いや辛い思いもしましたが、今まで自ら命を絶つということは考えませんでした。だから、絶対に諦めないでください。そして、命を粗末にしないで、お互いに頑張りましょう」
とエールを送っている。
ブログでこの件について書くつもりはもう無く、今後は「普段のブログ」に戻るとのことだ。
コメント欄には、「これからも頑張って下さい」「いつも笑顔でいてくださいね」といったメッセージが、1日で450件以上も書き込まれている。
JCAST記事引用